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December 01, 2008

メダル制

 F1のポイントシステムの見直しが話題になっています。

 現在のポイント制から、金、銀、銅のメダル制への移行。

 ポイントシステムでは、優勝回数よりもトータルで獲得するポイントによってチャンピオンが決まってしまうこともある(昨年のFポンがまさにそうでしたね)というのがその理由。
 なるほど、時には速くても、時には自滅してしまう危ういドライバー(マンセルぅぅぅ)と、派手さはないが遅い車でも堅実に入賞させてくるドライバー(プロスト?)とどちらを評価するんだという問題は、古くて新しいテーマなのかもしれません。


 しかし、もしそうなら、メダルなんて意味ないですよね。
 優勝回数が多いものがタイトルにふさわしいというのなら、金メダル以外意味がないわけだから、そもそも色違いのメダルを用意することが無駄のように思われ…


 そして1位以外のドライバーのモチベーションをどう維持するのか、このシステムでは、その回答が見えません。
 コンストラクター(製造者)タイトルは、従来どおりポイント制で、とは言いますが、現代のF1はドライバー、車体どちらか一方だけの絶対評価で速さが決まるものではないだけに、これは逆にナンセンスのような気がします。


 そしてこのシステムが導入されると、マクラーレンとフェラーリ以外のチームの存在意義というのが見えてこない…


 今年、残念ながら消えてしまったスーパー・アグリのようなチームは、それこそ8位入賞の1ポイントが優勝と同じくらいの意味を持つわけで、それをわかっているからこそ、スーパー・アグリそして佐藤琢磨選手に全世界のF1ファンが惜しみない拍手を送ったことは記憶に新しいところです。


 レースとはドライバーの才能だけではない、チームとしての総合力の争いだと思います。
 速いドライバーが高い評価を得ること自体、異存はないのですが、いかなる状況でも堅実に“走りきる”ドライバーだって評価されてもいいと思うのですけどね。
 中嶋さん、亜久里さん、右京さん、琢磨さん…入賞は無理でも最後まで走りきってくれ、と食い入る様に深夜のテレビにかじりついて見ていた「いちF1ファン」としては、このメダルシステムには面白さのかけらも感じられません。

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